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会報124号の「昭薬ミニミニクイズ」

コロナ禍での手の洗い方

中々、新型コロナウイルスの終焉が未だ来ていませんが、旦那さんとツマ子さんの今日の話題はその中での予防策の事になりました。

旦那さん:今年の冬は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの両方が流行ると大騒ぎされていたね。

ツマ子さん:思ったより感染が広がらなかったのは、日本人の間で感染予防が定着してきたせいかもしれないわね。

旦那さん:マスク生活が長いから、あまり違和感がなくなってきたんだね。それに冬は寒いのでマスクが防寒にもなるよね。

ツマ子さん:マスクも大事だけれど、手洗いもこまめにやった方がいいわね。

旦那さん:手洗いも大事だね。そういえば、隣のお嬢さんの冬子ちゃんに聞かれた事があるんだけれど、アルコールと手洗いではどちらを先にすればいいのかね。

ツマ子さん:そういえば、冬子ちゃんのお家では 手洗いのある場所に必ずアルコール消毒薬がおいてあるわね。どちらを先にするのがいいのかしらね。

クイズ;アルコール消毒と手洗いに関して以下の内で正しい記載はどれですか?
①アルコール消毒を先にする
②手洗いを先にする
③どちらが先でのかまわない
④一方をしたら、もう一方は行わない

【解答】

解説:
新型コロナウイルス感染、インフルエンザウイルス感染に拘わらず感染予防として一般的に意識されているのが、マスクの着用と手指の洗浄、消毒である。
感染予防の基本として、多くの人が実践しているが、これらが感染予防の基本になる。
アルコール消毒は濃度70~80%のエタノールを使用するが、アルコール濃度が70%未満の消毒液でも、界面活性剤の塩化ベンザルコニウムが入っていれば効果がある。
又、石鹸を使った手洗いは、手のひらだけでなく、手の甲、指の間迄、流水を使用して20分以上洗うのが推奨されています。
アルコール消毒と手洗いが両方行える環境では、アルコール消毒が先、手洗いが後が有効である。手洗いを先にして、後から消毒をすると、手に残った水分でアルコール濃度が薄まり、消毒の効果がなくなる可能性がある。
外出時等に手洗いが出来ない時には、アルコール消毒だけでも効果がある。
消毒油の液体やジェルを携帯し、こまめに消毒を行うのが良いとされている。
又、マスクは不織布製を用い、満員電車等の様な人が密に集合する場所に居合わせた時はマスクを取りかえる等、こまめな取り換えも必要である。マスクの表面上にはウイルスが付着している可能性が高く、必要以上に触る事は避ける。
尚、乾燥した室内はウイルス浮遊が可能であり、浮遊を抑える為には室温に応じた湿度の保持も大切である。室温が20~30℃の場合、50~60%の湿度が最適とされている。
湿度が70%を超えるとカビや細菌が育ちやすくなる為、高すぎる湿度も注意する。
又、換気の為、窓を開ける野も大事ある。

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