煽り唆し
「使嗾(しそう)」という言葉がある。「そそのかすこと」あるいは「けしかけること」という意味だが、自分に都合の悪いことを隠蔽し、大衆の眼を別方向に向けさせ、あたかもそこに何らかの騒動があるといわんばかりの状況を作り出す。
誰が「煽り唆した」のか知らないが、同窓会内の一部会員に、会運営に対する異論があると称し、○○会なるものをでっち上げてみせた人達がいる。将に使嗾以外の何物でもないが、しかし、何とも面倒臭い手法を採ったものである。同窓会との話し合いを持つよりは、自分達の意のままになる人達を集めて、対応しようという、将に御都合主義の発露ともいうべき行為である。組織内に第二の組織を作って、本家本元に対応させようという考えは、昔は流行ったようであるが、今では時代遅れの謗りは免れない。