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【163号】一般社団法人昭薬同窓会多摩南支部第21回学術研修会を開催

一般社団法人昭薬同窓会多摩南支部[下川正見・支部長(D-7A)]は、平成27年10月25日(日曜日)14:30~16:00、町田市民ホール第2会議室において第21回学術研修会を開催した。

演題は『期待される「かかりつけ薬局」の機能とは?』と題するもので、講師は町田市薬剤師会会長・東京都薬剤師会理事でもある関根克敏氏(D-34B)が行った。

一般社団法人昭薬同窓会多摩南支部第21回学術研修会を開催

関根氏は『平成25年度厚生労働科学研究補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業)薬剤師が担うチーム医療と地域医療の調査とアウトカムの評価研究』から薬局の求められる機能とあるべく姿について講演した。薬局・薬剤師には、最適な薬物療法を提供する医療の担い手としての役割が期待されている。チーム医療において、薬剤の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが、医療安全の確保の観点から非常に有益である。

地域における医薬品等の供給体制や、医薬品の安全かつ確実な使用を確保するための適切な服薬支援を行う体制の確保・充実に取り組むべきとされている。更に薬物療法に併せて、後発医薬品の使用促進や残薬の解消といった社会保障費の適正化に罹る観点での積極的な関与も求められている等、薬局・薬剤師の役割について述べた。

引き続き多摩南支部総会に移り、村上純子氏が平成26年度収支決算を報告、会計監査として寺門 哲氏が監査報告を行った。

引き続き同室において懇親会が行われた。

今回の全日程に西島学長が参加された。

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