初仕事と新執行部発足
平成29年6月18日の社員総会の後の臨時理事会で「代表理事」に選任されたが、新執行部の体制も整わず、また、会員の皆様への就任挨拶もしないうちに「初仕事」が回ってきた。6月23日に開催された薬剤師認定制度認証機構(CPC)の社員総会への参加である。定時の社員総会であるので法人としてやるべき事柄は決まっており、手順通りに進められた。注目すべきは、昨年度の認定薬剤師の認定数である。過去4年間は新規・更新合わせて1万5千人/年程度であったのが、約3倍に増えたとのことである。無論、かかりつけ薬剤師・薬局の要件が直に影響したと考えられる。また、厚労省の医薬情報室長からは厳しい要望が出された。即ち、患者に対して認定薬剤師はどのような恩恵を与えることができるか、データを示して欲しいとのことであった。保険点数との兼ね合いもあり、認証機構全体に突きつけられた課題である。これまで認定を取得するメリットについては薬剤師側が中心であり、患者にとってという視点は欠落していた。反省も含め、認証機構の社員の一員として真剣に取り組むべき課題であり、生涯学修の目標とする姿とも重なる。総会終了後、吉田武美代表理事を始めとする一部の旧知の方々に代表就任の挨拶ができたのは幸いであった。
昨日(7月9日)の理事会で若返りを図った新執行部が発足した。古泉前代表をはじめとする旧執行部の方々には、困難な時期を耐え忍び活動されてきた労力と実績に感謝する以外言葉はない。問題も山積しているが、一つ一つ取り組んで後輩の意地を見せるしかないと考えている。多くの同窓生、特に若い世代の参加を期待してしているが、同窓会として何をしてあげられるのか、また、どこまで気持が通じるのか両者ともに未知数である。