【118号】新年を迎えて
2012年12月16日に行われた衆議院選で、劇的変化が見られた。選挙前233議席あった民主党の議席が57に減少した。しかも現職の官房長官・国務大臣も落選の憂き目にあっている。従来の選挙では見られなかった惨敗であると言われている。
残念ながら我が同窓生の三井辨雄氏も現職の厚生労働大臣でありながら落選の憂き目を見た。厚労大臣としての実績を上げる前の解散で、腕を振るう暇が無かったということが正直なところである。薬剤師であるという視点から厚労大臣をやって頂けると思っていただけに残念である。氏の捲土重来を期待したい。
民主党の敗北の原因は色々云われているが、最大のポイントは、党内での決定にそれぞれが異論を唱え挙げ句の果てに党から抜けるという愚を繰り返したことである。政党というのは、本来同一の目的を果たすために結集するものであり、小異を捨て大同に付くのが原則である。しかし、民主党の諸君は、自分の選挙にのみ眼を向け、決めなければならないことを何も決められないままに終わり、国民に呆れられたと云うことである。
翻って我が同窓会、会費納入者を増やすという組織命題の解決を目指して、理事会の論議を集中している。そのためには何をやるかのか?。川崎支部の新設、更には申し入れのあった関西支部の分割・再編等、組織体制の確立が喫緊の課題である。
また各クラス、各支部に属する会員の皆様方は同窓会の会費を納入すると云うことで、同窓会活動に御協力を御願いしたい。