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会長短信

第7回社員総会:赤字解消策と活性化策

本年も6月第3日曜日に社員総会が開かれました。今年で7回目となります。社員総数99名のうち、支部代表15名、クラス代表15名、役員13名の計43名の出席と40名の委任状で開始されました。

執行部からは財政赤字の解消と同窓会活動の活性化に向けた提案をさせて頂きました。財政赤字の解消に向けては3つの柱を提示いたしました。1つ目は同窓会誌作成費用の削減で見積もりを取り安価な業者を選定したしました。2つ目は平成塾です。テキスト作成費がおおよそ1,500,000円から2,000,000円かかっており、学術部の活動費と合わせますと毎年2,000,000円を超える赤字を出しておりました。これらの赤字は一般会計と平成塾会計に別々に計上され、分かりにくいものになっておりました。そこで平成塾の独立採算制を止め、学術部の活動に組み入れるとともに通信講座に使う教科書として成書を使うということで対応いたしました。3つ目は同窓会運営協力金の創設です。会費とは異なり、任意の寄付金という位置づけです。一口2千円という設定ですので、同窓会運営にご協力願えるとありがたいです。更にもう一つ、貴重な浄財である同窓会費の使い道として飲み食いにはできるだけ使わないと言う方針を立てました。定例理事会での昼食の提供も4月以降は止めています。今回の社員総会後の情報交換会への参加も有料としました。これらの策により約4,000,000円の支出削減と約1,000,000円の増収が期待できます。これらの施策は本年度予算に反映すべく計上してあり、審議の結果、予算案が承認されたことは皆様の理解が得られたことと感謝しております。

次は同窓会活動をどう広めていくかということですが、従来社員は各支部と各クラスの代表から構成され、それぞれのブループから選ばれた代議員が社員として総会に参加しておりました。今回、支部・クラス代表とは別に、部活クラブ活動の代表者を加えるということを提案いたしました。部活の人間関係は時にはクラスや地域よりも強い場合があります。同窓生全員が対象ではありませんが、この強い絆に期待した訳です。部活クラブ活動の代表者の参加には定款の変更が必要で、定款の変更には総社員数の2/3以上の賛同が必要でした。幸い、出席者全員(委任状を加えて)83名の賛同を得ましたので、部活クラブの代表が代議員として参加できる道筋ができました。詳細はいずれHPや同窓会誌でご説明いたしますが、学生時代に存在していたクラブや同好会が対象で、10名以上の同窓会員が集まれば申し込み可能といたしました。研究室単位での申込みも歓迎いたします。すでに、いくつかのクラブから問い合わせが来ております。多くの同窓生の方々の参加を期待しています。

質疑応答ではたくさんの貴重な意見を頂戴いたしました。部活クラブの参加は良いが、おかしなグループの参入を助長することは無いか等の懸念材料や赤字解消策を支持する意見や広告費の集め方についての方策など幅広いご助言を頂きました。これらの貴重な意見は今後の活動に反映させていく所存です。新執行部が発足して丁度1年となり、今後共皆様の暖かいご支援をお願いする次第です。

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