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支部会報告

【98号】神奈川北総支部研修会・総会

一般社団法人昭薬同窓会神奈川北総支部(支部長・高取 亨/D14)の平成24・25年度研修会・総会・懇親会は、平成24年5月27日(日曜日)オークラフロンティアホテル海老名において開催された。10:00-11:30から研修会として『6年制薬学教育の現状「6年制薬学教育一期生が卒業して。4年制卒業との違い」・「化学構造からみた医薬品の作用と相互作用」(昭和薬科大学薬品作用学研究室・堀口よし江教授/D-22)』と題する講演が行われ、薬学教育のモデルコアカリキュラムの導入(教育内容の統一化を図り、統一的に同じ教育を行うことが目的)、半年の病院・薬局実習・新国家試験→全ては『医療人としての薬剤師の養成』のための教育である。4年次に薬学教養試験が行われるが、これは薬剤師でなければ出来ない調剤の実習を無資格の薬学生に行わせるための技能確認試験である等、新しく導入された教育内容について講演した。その後、医薬品を化学で理解する:生体分子の機能と医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するために、それらに関連する基本的知識と技能を習得する。医薬品を構造から分類する。共通部分としての官能基と官能基に由来する生体との相互作用(有効性と副作用)、更には薬と薬の相互作用も官能基同士の類似性に影響される等、具体的に臨床現場で使用できる構造式から見る薬理作用について、講演した。

その後、田端 康氏(D-22A)の司会により総会に入り、支部長挨拶及び経過報告(22年4月-24年3月)を高取支部長が、会計報告(22年4月-24年3月)を富山勢津子理事(D-18)、会計監査報告を桜井優子(D-15)会計監査がそれぞれ報告し、全て承認された。

役員改選については、若干の欠員があるとしながら文書提案がされ、提案通り承認された。

引き続き別室に移り、懇親会を開催したが、湘南支部木下泰男支部長、多摩南支部飯田好一支部長がそれぞれ来賓挨拶を行い、参加者各自の近況報告等、和やかな雰囲気のなか全ての行事を終了した。

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