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【196号】神奈川北相支部-東京都薬用植物園研修

神奈川北相支部-東京都薬用植物園研修

神奈川北相支部の総会を兼ねた都立薬用植物園での研修について5月21日(日曜日)、東大和市の東京都健康安全研究センター東京薬用植物園で開催された。東京薬用植物園は昭和21年設立して以来、薬務行政の一貫として、薬用植物を収集、栽培して来たと云う。現在は主に危険ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別等の試験検査、調査研究を行うほか、薬用植物の正しい知識の普及に努めているとされる。尚現在、東京都薬用植物園の管理については、(社)東京生薬協会に委託していることが紹介された。

東京薬用植物園の特徴は国の許可を得て、罌粟や大麻の栽培を行っている。この見学については、誰もが見学できるわけではなく、医師・薬剤師・看護師等の医療関係者及び関連学生に限定されており、「ケシ講座」という冊子に基づいて、ケシとあへん、ケシの栽培、あへんの利用の他、モルヒネの適正使用について等の講義を受けた。更にあへん法により栽培が禁止されている『ケシ』の特徴として、①葉や茎は無毛又は殆ど無毛である。②葉は無柄で、茎を抱き込んでいる。③葉の切れ込みは比較的浅い等について、講義を受けた後、鉄格子で頑丈に囲われたケシ畑を見学させて頂いた。

その後自由時間として、園内の見学をしたが、広すぎて短時間で全てを見学するのは無理があった。

その後会場を八王子に移して、会計理事の佐々木 正昭氏が平成28年4月~平成29年3月の間の会計報告を行い、会計監査櫻井優子氏の承認を得て参加会員の承認が得られた。その後懇親会に移り、参加者各自の自己紹介等が行われ、各自の交流を深めて会を終了した。

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