【174号】一般社団法人昭薬同窓会総会開催さる
平成28年6月19日(日曜日)13:00から昭薬会館5階会議室において、第5回一般社団法人昭薬同窓会総会が開催された。社員総数97名(支部代表社員:39 名、クラス代表社員:43名)、定足数:50名(支部19名・クラス20名。理事・監事11名)、委任状38名。社員総数の過半数の出席で総会は成立するため、97/2の数が求められる。過半数の49名を超える参加があり、委任状を加えると88名の参加と云うことである。
以上のことから、今総会は成立していると云うことで、成立宣言が議長から宣せられた。
古泉代表理事挨拶
財政の確立と云うことで先ずお話ししたい。
大学が6年制に転換する時、同窓会に対して申し入れがありました。薬科大学が多くなって競争が激しくなった。全体として入学時の納入金を削減したい。従って同窓会の入会金として5,000,000円の代行徴収をしていたもを止めたいという申し入れが前会長時代にありました。しかし、同窓会としてはその対応について、理事会で論議することも無く、総会に提案することも無く、会員に広く知らせることも無しに今日まで来ています。
その当時の社会情勢は現在も大きく変わってはいません。その意味では、大学との関係が改善したとしても、代行徴収の復活を期待することはできません。現在、村瀬前理事長・元木和幸現理事長との関係は軌道修正されましたが、その情勢判断を変化させる状況には無いと云えます。
そこで同窓会として財政確立のため、会費納入者の数を増やすとして、会費未納者を対象に会誌の発送を行う、会費納入の呼び掛け文を送る等の努力をして来ましたが、郵送費等が値上げされており、経費の割に見るべき実績が上がらないと云うのが実情です。その意味では機械的に見本誌と呼び掛け文を送ると云うのではなく、支部別会員数及び会費納入者数を参照し、具体的に呼び掛けていくことが必要ではないか。例えば納入者が10名を切っている支部について支部長の協力を得ながら会費納入を呼び掛ける。北海道南・富山支部・石川支部・福井支部・京都支部・鳥取支部・岡山支部・徳島支部・佐賀支部・大分支部が、現在対象支部として挙げられる。ただこの際注意しなければならないと感じたのは、今でも卒業時に一括して会費は支払ったはずだという方がおいでになることです。
更に6年制が導入されて以後、卒業生名簿の入手が止まっています。大学には申し入れをしていますが、明確な回答が返ってきていない。そこで各職場で、あるいは各支部で、6年制導入後の卒業生が目に付けば、同窓会への会費納入をお勧め戴きたいと思います。
次に平成塾について、将来間違いなく同窓会の財産になると考えています。厚生労働省の『かかりつけ薬局・薬剤師』の提言の中で、かかりつけ薬剤師の条件として『薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得している』ことが必要であるとされました。同窓会が主催している平成塾は、認証機構の認定している研修期間であり、平成塾の発行するシールは、指定された機関のシールとして取り扱われます。今後大学と協力し、平成塾の講義内容等を強化する等の活動が期待される組織であるということが出来ます。
いずれにしろ同じ大学で学んだと云うことから、同窓会活動に参画する我々は、一期一会の気概を持って、同窓会活動に参画することが必要だと考える次第です。