【160号】(一社)昭薬同窓会城北支部総会及び研修会開催さる
(一社)昭薬同窓会城北支部の総会及び研修会は平成27年9月13日(日曜日)午後2時東京芸術劇場6階ミーティングルーム5において開催された。会冒頭、司会の高田一義氏(D-16)から支部長挨拶をすべき本日の主催者が家庭の事情で急遽欠席することとなったので、お預かりした開会挨拶文書を読み上げるとして代読した。更に今回、本会の活動報告及び平成28年度活動計画を提案する予定となっていた副支部長の加藤久子氏(D-7)も同様に家庭の事情で急遽不参加となったため、代わって小岩井敏子氏(D-16)が報告するとして、変則的な会運営となった。
平成26年度活動報告では、『支部会の開催では平成26年9月14日(日曜日)午後2時より豊島区立勤労福祉会館において総会・研修会を開催した。研修会は講師に元東京逓信病院薬剤部長・薬学博士の磯崎貞夫先生に「薬学6年制のその後と薬局」について御講演頂きました。午後5時から懇親会を開催した。
第42回(一社)昭薬同窓会社員総会に出席・その他、支部総会・研修会開催のための会合を行いました。
平成28年度支部活動について、28年度支部会・研修会は東京芸術劇場を会場として開催を予定しています。
引き続き同会場において東邦大学医学部特任教授・教育開発室の逸見仁道(へんみひろみち)氏(D-22B・M-5)による『呼吸器感染ウイルスの実態と防御』と題する講演が行われた。
地球上の全ての生物は、核酸を遺伝情報の担い手として利用している。核酸の種類と化学的安定性では、DNA(デオキシリボ核酸)は大部分の生物が遺伝物質として利用しており、RNA(リボ核酸)は限られた生物のみが遺伝物質として利用している。RNAは塩基配列が変質するのが特徴で、インフルエンザ・ウイルス、コロナウイルス、エボラ出血熱ウイルス、SARSウイルス、MERSウイルス、ノロウイルス等はいずれも変化をしていくウイルスである。
高病原性鳥インフルエンザウイルス、新型インフルエンザ等について解説すると共に、飛沫感染するウイルスは患者から1.5-2m以上放れていれば感染しない。医療者のマスクの効用については、押谷のyoutube(https://www.youtube.com/watch?v=kKHnI1piKC8)参照されたい。