【147号】第20回記念(一社)昭薬同窓会多摩南支部部会開催さる
平成26年10月19日(日曜日)14時30分より町田市民ホール第4会議室において第20回多摩南支部支部会が開催された。最初に『地域学術研修会』として「服薬説明を患者に分かり易くするための工夫」元・滝野川病院薬剤科長・今泉真知子氏が行われた。在宅医療の体制として1.退院支援:入院医療機関と在宅医療に関わる機関との共同による退院支援の実施、2.日常の療養支援:多種協働による患者の生活支援観点での医療提供(急変時には緊急往診体制、入院病床確保)、3.看取り:住み慣れた場所、患者の希望する場所での看取りの実施。日常の療養支援として、1.患者の生活を支える視点での医療の提供、2.緩和ケアの提供、3.家族への支援。これらの支援を行うためには、多くの職種の連携が不可欠となっている等の解説を行った。
引き続き行われた支部総会では、決算報告、監査報告に引き続き、20年に亘って多摩南の支部長を歴任してきた飯田好一氏(D-5A)が交代し、下川正見氏(D-9A)が後任支部長を引き継ぐことになった。
直ちに会場の設営を行い、懇親会に移り、会員の参加拡大をどうするか等の課題を論議しながら懇親会を終了した。