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旧・会長短信

【145号】城北支部総会・研修会・懇親会

平成26年9月14日(日曜日)午後2時より豊島区勤労福祉会館において『一般社団法人昭薬同窓会東京城北支部(支部長・吉田 定)』の総会・研修会が行われた。参加者22名。 総会は高田一義(D-16)氏の司会で進行し、支部長挨拶では「城北支部は卒業生が多く、会員可能者が多いということになるが、残念ながら会費納入者は少なくなっている。嘗ては80名を超える会費納入者がいたが、現在は会費納入者が59名のみで、減少傾向にある。今後は会費納入者を増やす努力をしなければならない」という問題提起を行った。続いて一般社団法人昭薬同窓会・代表理事挨拶、次いで吉田 定(D-16)支部長による報告事項として平成25年度活動報告、平成25年度会計報告が行われ、会計報告では20528円の赤字となった。この理由は、昨年豊島勤福が会場として取れず、メトロポリタンプラザビル12階において行った事による会場費の超過支払いによるもので、今年度の予算を節約する中で費消できると考えている。議案として①平成26年度活動について、②平成27年度活動についてを加藤久子(D-7)氏が提案し、それぞれ提案通り承認された。

引き続き第二部として、高田一義氏の司会で、加藤久子氏が講師紹介を行い、元・逓信病院薬剤部長・薬学博士 磯崎貞夫(D-7)氏よる『薬学6年制のその後と薬局』と題する講演を受けた。

磯崎氏は教育年限延長の必然性として、1.分子標的治療薬の導入、2.薬剤師外来の開始、3.教養課程の充実、4.用量に個人差のある藥(ワルファリン等)の安全使用に対する貢献等が期待されるからである。特に薬剤師外来は、がん患者を中心にして、導入が進められており、薬剤師が介入しない癌治療は考えられないとする意見を持っている医師も存在する。

但し問題なのは全国の薬科大学・薬学部は74施設有り、偏差値の低下が云われており、大きな問題点を内在している等の指摘をされた。

講演終了後若干の質疑の後、場所を“魚盛池袋西口店”にかえ、懇親会を行った。懇親会冒頭研修会講師として支部活動に協力して頂いたとして、磯崎氏の叙勲(勲三等瑞宝章)の御祝いとして花束贈呈が行われた。

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