【37号】第3回 平成塾スクーリング終わる
2010年9月19日(日曜日)神奈川県民センター2階ホール(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)において昭薬同窓会平成塾の第3回スクーリングを開催した。第1演題は平成塾塾長(古泉秀夫)による『感染防御』(10:30~12:00)の講演が行われた。新型インフルエンザに対する厚生労働省の対応及び感染防御について、更にノロウイルスの感染防御としてノロウイルスの特性、感染経路、消毒剤の使用を中心に、感染防御の基本的な問題について講演した。
第2演題は『日常よく診る接触性皮膚炎・湿疹及びその治療』(13:00~14:30)、『薬疹:その症状と治療』(14:30~16:00)の2演題に分けて関東中央病院皮膚科部長・日野治子先生の講演が行われた。皮膚の構造から始めてアトピー性皮膚炎についてその症状と薬物療法について解説。その他、接触皮膚炎、植物による皮膚炎、光線過敏症等々について解説した。第2部では多形紅斑重症型(ME major)とSJS(Stevens-Johnson syndrome)等について講演した。その他、紫外線の人体に対する障害例について解説し、小学生等のサンスクリーンの使用が必要だが、学校ではプールが汚れる等の問題で使用を認めていないが、将来の障害例を考えたら許可すべきだとの話をした。総単位は3単位。