D-11Aクラス会-三八会 報告
平成23年10月27日 「三八会-鎌倉行」
平成23年10月27日(木)午前10時にJR横須賀線鎌倉駅東口改札前に集合という案内があり、当日出かけた。晴天に恵まれ、暖かな日射しにも迎えられ、総勢19名が改札口に勢揃いした。当会のクラス会は2年に1回と決められているが、今回は体力に自信が無く、泊まりがけでは参加出来ないが、日帰りであれば参加出来るという人達にも参加する機会を作ろうと云うことで、中間年の開催を御願いをしていたものである。しかし、参加を期待した仲間は、まだ酸素のお世話にはなってはいないが、少し歩くと息切れがするとかで、参加は遠慮したいという残念な葉書が送られてきていた。
本日の計画は、まず最初に『建長寺』に行き、『鎌倉八幡宮→鎌倉大仏殿』を拝観した後、鎌倉山で食事をしてほぼ15時頃には鎌倉駅で解散するというもので、小型のバス1台と、タクシーを使って動くことになっていた。
建長寺は、臨済宗建長寺派の大本山で巨福山(こふくさん)建長興国禅寺といい、鎌倉五山の第一位とされている。今から約760年前の建長五年(1253)に鎌倉幕府五代執権北条時頼(1227-1263)が建立した我が国最初の禅寺であると云われている。一般に知られている料理の”けんちん汁”(建長汁)は、建長寺発祥の料理であるとされている。法堂(はっとう)の天井画は小泉淳作画伯の手になる雲龍図が描かれており、千手観音菩薩が祀られていると共に、愛知万博の時に建立された釈迦苦行像が安置されている。何しろ見所は多いが、庭に植えられている木々も相当に年月のたったものが見られる。
鎌倉大仏は高徳院の本尊で、国宝である。銅造阿弥陀如来坐像で、1252年(建長四)から10年前後の歳月をかけ造立されたと見られている。制作には僧浄光が勧進した浄財が当てられたという。尊像を納めていた仏殿は1334年(建武元年)、1369年(応安二年)に大風で損壊したらしいとされている。現在、柱の台座だけが残っている。大仏は台座を含む総高約13.4m、仏身高約11.3m、重量121t(半截参酌)。
そろそろ昼飯の時間と云うことで鎌倉山を目指し、”ローストビーフの店鎌倉山”に向かった。店の雰囲気は成る程上品で、流石によく知られた店とい佇まいを見せていた。ランチのコースとワインと云うことで、楽しい食事の時間を過ごしたが、楽しければ楽しいほど時間の過ぎるのは速い。
鎌倉山からタクシーで鎌倉駅に、お土産を買う人はそれぞれ店に行って貰い、特にお土産を必要としない人は、それぞれ帰途につくと云うことで解散した。来年は正規のクラス会の年である。久々に東京でやろうということになっている。
古泉 秀夫