I 通信講座
本年度は薬物療法を中心に置き、1)薬の特徴と分類 2)種類と作用機序 3)薬の選択と使用方法 4)処方の実際 5)適用上の注意事項 6)相互作用・副作用とその対応 7)服薬指導・治療上の留意事項を取り上げ、現場で活躍されている薬剤師の方々のお役に立つ情報源として解説いたします。
今回は「感染症に関する治療薬」を取り上げました。ご一緒に新しい知識を学んでいきましょう。
◯テーマ
- 1号
- 1.抗菌薬I
2.抗菌薬II - 2号
- 3.抗DNAウイルス薬
4.抗RNAウイルス薬 - 3号
- 5.抗真菌薬
6.予防接種薬 - 4号
- 7.抗寄生虫薬
8.消毒薬
◯テキスト
テキストは2ヶ月に1回、2講座分が掲載されています。発送は6、8、10、12月です。
いつからでも始められます。お申し込み時に既発行分はまとめてお送りいたします。
巻末に復習問題が1講座につき10~12問(2講座で20~24問)載っています。
○復習問題に解答する方法は2通りあります。メールまたはハガキです。
1 メールからインターネット経由で解答による方法
復習問題配信開始のお知らせを週に3回登録されたメールに送ります。
そこからインターネット経由で解答を入力すると正解と解説をすぐに見ることができます(ホームページを閲覧できる携帯であれば、登録は携帯のメールアドレスでも結構です)。
2 ハガキによる方法
問題の解答用紙(ハガキ)をテキスト発送時に同封します。次号のテキスト送付時に正解と解説を送ります。
○単位の発行
・テキスト1冊で2単位です。年間8単位取得できます。
単位の取得方法は以下の2つの方法からお選びください。
※特にご希望のない場合は、8単位一括発行とさせていただきます。
(1)年度末に8単位を一括発行する
(2)2単位ずつ発行する。年4回で8単位
II スクーリング
年2回通信講座のテーマに沿った演題で行います。
臨床に携わっている現役の講師によるもので、実際に即役立つものをお届けします。
2016年度は、9月11日(日)と2017年2月19日(日)に行う予定です。
2016年度受講生は受講料無料で聴講できます。
研修認定単位:平成塾より2単位(CPC認定番号12)
詳細はおってお知らせいたします。
III 薬剤師業務支援講座
薬剤師の日々の業務に即役立つようにとの観点から平成塾が隔月で行なっている支援講座です。
それぞれのテーマに沿って現場の薬剤師が講演いたします。
『平成28年度診療報酬改定における薬剤師の役割』
平成28年度診療報酬改定がなされた。今回の改定では、調剤薬局においては患者にとって安心・安全で納得できる効果的・効率的で質が高い医療を実現する視点として、かかりつけ医の評価、かかりつけ歯科医の評価に並びかかりつけ薬剤師・薬局の評価やICTを活用した医療連携が織り込まれた。さらには後発医薬品の使用促進と残薬・重複投与、多剤投与・長期投与を減少させるべく、薬剤師による適正使用の推進が図られた。今後はさらなる薬剤師による服薬状況の一元化や患者への指導を強化していくことが肝要であり、自ずから薬剤師としての質を高めていく必要がある。
また、病院薬剤師においても病棟薬剤業務実施加算2や薬剤総合評価調整加算が新設され、今後の薬剤業務の推進に期待がかけられている。
今回の講義においては、改定項目における薬剤師としての薬学的知見、医薬品適正使用、薬学的管理等を考慮しつつ、薬剤師の業務の在り方や推進方法等を探ることとしたい。
『多職種連携教育に携わる薬剤師の立場から』
医学教育を学んでいる薬剤師として自らの経験を踏まえ、かつ、東邦大学薬学部で実施している多職種連携の必要性および阻害要因を中心に解説する。特に、多職種連携にあたって求められる能力(コンピテンシー)の理論的裏づけと学生同士でのディスカッションの事例を取り上げる。薬剤師の業務でも十分活用できるように自分自身の経験を加味した現状と将来像についても紹介する。
『「寄生虫性Zoonosis(人獣(畜)共通感染症)について」』
ズーノーシス(人獣(畜)共通感染症)は1850年に「自然な状況下でヒトと動物間で伝播する疾患あるいは感染症」と世界保健機構と国際連合食糧農業機関の合同専門家会議で定義されている。ズーノーシスの原因は細菌, ウイルス, リケッチア, 真菌, 寄生虫など、ヒトに感染する全ての病原体の約6割が含まれるといわれている。病気数は200以上におよび、症状は日和見感染から致死的なものまで種々である。感染源として動物(産業, 愛玩, 野生)の他に食品、新興再興感染症などがあげられる。今回は寄生虫を原因とするズーノーシスにふれてみる。
『毒と薬と人間のかかわり』
人類は古来より毒を薬として利用してきた。地球誕生から46億年を1年に換算すると100年は1秒以下となり、換算した時系列で毒と薬の歴史を4つの時代に分けて解説する。即ち、古代(太古から平安時代)・中世(〜江戸時代)・近世(江戸時代)・近代〜現代(明治以降)の毒と薬について代表的な事例を挙げ、毒を毒として、あるいは毒を制して薬として利用してきたかを概説する。「薬食同源」と「医食同源」の言葉の生まれた経緯や正当性なども含め、同時に著書に著した内容も紹介しながら「毒と薬」の理解を深めるべく講演を行う。
『アレルギー・感染症の検査値の読み方と病態意義』
検査値をどう読むか 第2弾 各論1 免疫・アレルギー各論1 免疫・アレルギー
気管支喘息やアトピー性皮膚炎、それに花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎などアレルギー性疾患の患者数は年々増加傾向にあり、これまでとは異なる新たな免疫細胞やサイトカイン関与が明らかになりその治療戦略も大きく変貌しつつあります。一方、これまで容易に終生免疫を獲得できた麻疹や流行性耳下腺炎の自然感染においても、再感染がみられるなど感染症分野でも既成概念が大きく揺らいでいます。今回、これら症例の診断ならびに病態把握のための各種検査法の意義やその有用性をご紹介します。
『在宅医療における薬剤師の役割』
在宅医療を取り巻く環境の中で、医師や訪問看護師、ケアマネジャーなどの多職種と連携取りながらの薬物治療が求められています。しかし現実はまだまだ全薬剤師が在宅医療に関わっているとはいえず、一部に頑張っている薬剤師が存在するのが現状です。事例を入れながら薬剤師が在宅医療方面でも活躍の場を広げていくにはどうすればよいかを考えていきます。
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