空手道部OB・OG会便り ―過去から未来に向けて―
空手道部は昭和薬科大学の中でも創部時期が古く60年以上の歴史を有する部です。現在もOB・OG会長を中心に年間数回の活動を行っていますので、最近の活動概要をご紹介いたします。
空手道部のOB・OG会は、人の繋がりを重視しており卒業生だけでなく現役学生とのコミュニケーションも大切にしながら活動しています。実際には、学生主体の下記4回の行事に合わせて活動しています。
・新入生歓迎会(5月)
・春と夏の合宿(3月と8月)
・追い出しコンパ(12月)
OB・OGはこれらの行事に参加しお互いの近況を報告したり、昔話に花を咲かせるなど、そして現役学生には就職活動や仕事に関する悩みや疑問点などに対して経験談や信念を話しながら懇親を深めています。
特に空手道部として重要な行事である新入生歓迎会と追い出しコンパには、OB・OG会長、師範(社団法人 日本空手協会より派遣)、監督、顧問をはじめ毎回10~20名前後のOB・OGが参加しています。また、春と夏に開催している合宿では、現役学生に交じってOB・OGも汗を流し、その後の夜稽古(飲み会)も充実しています!(写真1、2016年春合宿 納会にて)
また2019年には、現在の師範が本学で指導されて30周年の節目にあたり、その祝賀会を大学で開催しました。多くのOB・OGが集まり師範のお祝いをしました(新型コロナウイルスが蔓延する前の4月に開催)。その数か月後、新型コロナウイルス感染症により活動の一時中断を余儀なくされましたが、5類感染症へ移行した後に活動を再開することが出来ました。
写真2は、2024年5月に開催しました新入生歓迎会の写真です。最近では本学に限らず他の薬系大学でも空手道部に入部する学生数が少なくなっており、場合によっては廃部になった、あるいは存続が危ぶまれている大学もあると聞いています。そのような状況下でも、今年度は4名の新入生が入部しました。4名とも空手の経験は無いとのことでしたが、これまでのOB・OGの多くも大学入学後から空手を始める人が多かったです。経験は無いものの、3年間稽古を続けることで、ほとんど全員が初段を取得して卒業しています。中には空手道の魅力に取り付かれ卒業後も仕事の傍ら空手を継続し、弐段、参段と昇段・自己研鑽に励んでいるOB・OGもいます。
今後もOB・OG会長を中心とし現役の学生をサポートしながら空手道部OB・OG会活動が、発展、継続していくことを衷心より祈念しております。
空手道部 顧問 土肥 弘久