薬剤師業務支援講座:「感染対策」
- 日時
- 2020年1月19日(日) 13:00~16:10 (受付12:50~)
- 場所
- 町田市文化交流センター5階 サルビア(旧ぱるるプラザ)
- 住所
- 〒194-0013 町田市原町田4丁目1番14号
電話:042-710-6611
JR横浜線「町田駅」町田ターミナル口直結
小田急線「町田駅」西口から徒歩5分 - テーマ
- 「感染対策」
講演1:院内感染対策
講師:舘田 一博 先生
東邦大学医学部微生物・感染症学講座
近年の耐性菌問題の特徴として、(1)市中感染型耐性菌の出現、(2)動物・食品などを介した耐性菌の広がり、(3)新しい感染症治療薬の枯渇、が重要です。30年前には考えられなかった、元気な子供が市中感染型MRSAによる感染症を発症するという事例が散見されるようになりました。また、基質特異性拡張型β‐ラクタマーゼ産生の大腸菌が健康な女性の膀胱炎の原因菌として分離される時代になっています。このような現象の背景として、耐性菌が市中で生まれ、家畜・ペット・食品を介して伝播するという事実が報告されています。耐性菌問題は病院内だけの問題ではなく、市中・環境・社会、そして地球規模で考えなければいけないグローバルな問題であることが明らかになっています。本発表では、抗菌薬耐性をめぐる世界的な問題に関して概説させていただき、ご参加の先生方とディスカッションできればと考えています。
- 講演2:感染制御の基礎と抗菌薬適正使用
講師:岸野 亨 先生
埼玉医科大学病院 薬剤部近年,抗菌薬が効かないAMR(薬剤耐性)をもつ細菌が世界中で増えておりこのまま何も対策を講じない場合,2050年には世界で1000万人の死亡が想定され,がんによる死亡者数を超えると試算されている。そこでここ数年,ワンヘルス(One health)という概念のもと人畜および環境にも目を配って取り組むべき「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)」が取りまとめられ,多くの立場の人間が努力している。我々医療人においては薬剤耐性菌を伝播させないように標準予防策をはじめワクチン接種,ならびに抗菌薬の適正使用が重大な任務とされている。本日は感染制御の基礎と病院・保険薬局における抗菌薬適正使用についてお話しする。
質疑応答
※ 演題は変更になる場合がございます。
- 認定単位
- 薬剤師認定制度認証機構CPC(G12平成塾)2単位
(研修センターなど他の機関との併用できますが、各団体により併用許容割合が異なります) - 受講料
- 2,000円
- 申込方法
- ゆうちょ銀行備え付けの払込取扱票でお振込み
通信欄に『1/19受講料』とご記入の上、お名前、緊急の際の連絡先を明記の上受講料2,000円をお払込みください。 - 参加料振込締切
- 2020年1月17日(金)
※ 振替受領証は申請時に必要になりますので保存しておいてください。
※ 受講申込は受講料の振込をもって受付終了となります。
※ 当日お支払いになりたい場合は資料準備の都合上16日までに事務局へご一報ください。 - 郵便振替口座番号
- 00180-0-324854
- 加入者名
- 一般社団法人昭薬同窓会・平成塾
- 主催/お問い合わせ
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