【開催報告】昭和薬科大学野球部 OBOG会

去る2025年11月29日、昭和薬科大学にて野球部OBOG会を開催いたしました。当日は現役部員15名、顧問等学校関係者2名、OBOG20名の計37名が集り、1990年の発足以来、我々が大切に紡いできた価値を再確認する一日となりました。

■現役部員との交流試合

まずは現役部員との交流試合から幕を開けました。グラウンドに響く快音、一つひとつのプレーに対する歓声。現役生の若さ溢れるプレーに刺激を受けながら、思うようにいかないプレーにも苦笑いしつつ、純粋に野球を楽しむOBOGの姿がグラウンドいっぱいに広がりました。

■現役部員に寄り添う「OBOG総会」 

続く総会では、今後の運営方針や現役部員への継続的なサポート体制について話し合われました。組織をどう存続させ、後輩たちへ具体的にどう支援していくか。いずれも真剣な議論を交わし、OBOG会の意志を一つにしました。

■交流を楽しむ「懇親会」 

懇親会では、現役・OBOGの自己紹介が行われ、終始和やかな雰囲気に包まれました。また、渡部一宏理事長が急遽駆けつけてくださるという嬉しいサプライズもあり、激励のご挨拶をいただきました。大学側からの温かな支えを実感しつつ、参加した全員にとって世代の壁を越えた親睦のひとときとなりました。

■結びに代えて ―良き共同体が良き人を創る― 

改めて感じたのは、我々が単なる思い出作りではなく、価値観として「良き共同体が良き人を創る」という原理を無意識に共有しているということです。 野球部という共同体を感じさせてくれる今回の場を慈しみ、次世代へ繋ごうとする現役部員、学校関係者、OBOGの献身が、私たち一人ひとりをより良き人間へと磨き上げてくれる。こうした歩みは、たとえ小さな一歩であったとしても、明るい未来へと確実に繋がっていると実感しました。

ご支援いただいた皆様に深く感謝し、現役部員、ならびに昭和薬科大学のさらなる飛躍を願い、開催報告といたします。

D-43S 新家貴志

野球部紹介

 令和6年元旦16時10分、私は富山県氷見市にある一軒家で強い揺れの上に、為す術なくしゃがみ込みます。揺れが止まり、運がよいと思った瞬間、津波が頭を掠め、数分後には高台へ進み出します。「必ず死ぬ・いつ死ぬかわからない・人生一度きり」と諭しながら、助かっている安堵感が勝る心情に気づき始めます。
 「大丈夫ですか?」、不安な避難所でSYOUYAKU野球部と名付けられたグループLINEのメッセージに気づきます。よく会うOB・OGからのメッセージです。スマホ充電が減ることへ慮りながらも届く気遣いに触れながら、また慮るがあまり送らない方もいるかなと身勝手な想像の中でホッと一息つきます。続いて「水、届けようか?」、「いつでも物資を送るから頼ってよ」、もう感謝しかありません。
 令和5年11月26日、我々はコロナ禍で寸断された部活動を支援するため、現役部員を誘い集まりました。参加できなかった仲間も支援のメッセージを送ってきます。多くの声を聞き、現役部員は「野球やりたいので応援お願いします」と頭を下げます。我々はこれからの支援が大事と更に結束します。
 約30年間、そしてこれからも我々は現役部員を交えて会い続けていこうとしています。会い続けようとするからこそ、前述の事象が起こります。我々が大切にするのは、長きに渡り関わり合うコミュニティを創ることです。これからが大事という意味で、野球部OB・OG会とはコミュニティになりつつある仲間同士と今回は紹介させて頂きます。

新家 貴志