代表短信

同窓会3つの使命

2018/02/28会長短信

同窓会って何のためにあるのだろうかという緩やかな疑問を常日頃から感じていいます。殊に大学の同窓会活動に関わるようになってからはその思いが強くなりました。指折り数えてみれば、小中学校、高等学校、大学、大学院、勤務先、部活動、研究室など10指に余る同窓会に属していることになります。おそらく多くの同窓生の皆さまも同様であろうと思われます。

ある同窓会の会議報告書を眺めていたら、同窓会の使命と題して①旧交を温め、親睦を図る場 ②会員相互のビジネスやスキル向上に役立つ場 ③地域貢献・社会貢献の場という3つの役割があるという私見が披露されていました。さらに、③地域貢献・社会貢献については「イベント開催も結構であるが、若者の支援やそのための情報提供や資金援助だけでも十分である」としています。これを我が同窓会に当てはめて見ると、①に関してはクラス会や支部会が該当し、部活動のOB・OG会もこれに含まれるでしょう。②の「会員相互のビジネスやスキル向上の場」という点は、正に平成塾がこの機能を有しています。また、支部活動がスキル向上に貢献している場面も予想されます。ビジネスの世界では賀詞交換会などと称した講演会や宴会が定期的に行われており、学界では学術集会そのものがスキル向上につながることがしばしばあります。会員相互のビジネスやスキル向上を目指している同窓会組織は結構多いですが、オーソライズされた機関として認定されている機関は多くなく、平成塾はユニークな存在です。平成塾とは別に会員相互のビジネスやスキル向上を目指した会合(講演会や宴会)を開くことも1つの案かもしれませんが、現状では様々な資源が不足しています。特に、人的資源が最も必要です。

「③地域貢献・社会貢献」は少し複雑です。言葉尻のみを捉えると薬剤師そのものが業務を通してこれらの貢献を求められているからです。そうなると「イベント開催も結構ですが、若者の支援やそのための情報提供や資金援助だけでも十分」という後半の補足文が効いてきます。情報提供や経済的な支援と読み換えれば、敷居が少し低くなるように感じます。

同窓会というものを単に旧交を温め、親睦を図る場としてのみ捉えるのではなく、地域や社会貢献の場として活用して頂くためにも一人でも多くの方々に参加して頂きたいと望んでいます。と同時に、同窓生に一方的にお願いするのみではなく、同窓会組織として会員相互のビジネスやスキル向上に役立つために提供するプログラムのブラシュアップと改善を絶え間なく続けることが必要であると実感しています。形はどうであれ情報提供のみでも立派な社会貢献につながるということですので、同窓生の皆様の積極的あるいは消極的参加をお待ちしています。

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