【48号】“あけおめ”

2011/01/01会長短信

最近の若い衆流にいうと、「あけましておめでとう」は「あけおめ」と省略していわれるようである。齢を経ると共に、大して目出度くもない正月、四文字程度の挨拶で良いのかもしれないが、むしろしないほうが良いのではないかと思うが、単なる習慣的な形式に拘って見せたということか。それにしても最近の報道は無闇にカタカナ語が多いが、報道機関は日本語に翻訳する努力を忘れてはならないのではないか。最近、見かけることの多くなった言葉にイノベーション(innovation)という言葉がある。使っている方々は、どの意味で使っているのか知らないが、『革新、新機軸、新しい手法』等の意味があり、革新なり新機軸なりで間に合うのになぜinnovationなのか。

そういえば最近、“タミフル薬害”なる本を眼にしたが、タミフルを服用した時に出る種々の期待されない作用は、飽くまで“副作用”であり、それを薬害というのは些か先走りすぎていないかと思われる。しっかりと吟味した上で結論を出すべきであり、特に我々薬剤師の世界は向受けを狙った発言は避けなければならない世界であると思っているがいかがなものであろうか。新年早々難しいことを言うなといわれるかもしれないが、既に“小寒”も過ぎた。七草も終われば、最早、正月気分とはいえない。少しは面倒くさいことをいっても良いのではないか。

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